教員の休みの真実に迫る!本当に教師は休めるのか?の話

sennsei

教師だけど休みは欲しい・・・

 

1、教師は長期休暇とれるの?

教員をしていると、他の職種の方々からよく言われることがあります。

「学校の先生は、夏休みとか冬休みとか、長期休暇が多くていいよね。」

多くの人は、生徒が学校に投稿しない、長期休暇は、関わる教師もまた同様に、長期休暇をとれるというイメージを強く持っているようですね。

しかし、実際にはそうではありません。

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生徒は休みの夏休み。先生はこんなことしています。

 

生徒が休みの日でも、教員にはやるべき仕事が多くあります。生徒と同じように、20日も30日も長期休暇をとれるというイメージは、大きな間違いですよね。

一般的に、正規雇用で教員をしている場合は、生徒の長期休暇中でも、一定のルーティンに従い、登下校します。

1日の仕事の中で、授業など、生徒と直接的に関わる時間が少ないため、授業以外の仕事をすることになります。

例えば、教材研究や、部活動の指導、生徒指導や、学校内の整備などです。

学校の外での、各種研修や、公務分掌等、普段あまり力を入れられない仕事に集中できたりもするので、生徒と関わらない時間を有効に活用できます。

 

ただし、学校によっては、部活動や夏期課外講習など、普段のカリキュラムの中では行えない集中特訓を取り入れたりする学校もありますね。

このような仕事の負担は、自分がどのような生徒・クラスを担当しているかによって、大きく差が出てくると思います。

・部活動の指導。

特定の部活動の成績がよく、その部活動の顧問をしている場合などは、徳に夏休みなどは、1日中部活動漬け、ということもありますし、他の学校との練習試合や集中合宿の手配など、普段よりも多くの仕事をする場合もあります。

教師側に、熱意とやる気があり、部活動指導を楽しめていれば、とても良い夏を過ごせると思います。まれに、知識や経験がないまま、また、その部活動に対しての指導意欲がないままに、このような夏休みを迎えると、嫌な仕事をおしつけられたような、大変な夏休みに感じられるかもしれませんね。自分自身のためにも、生徒たちのためにも、相性よく、意欲的に部活動指導にとりくめたらよいですよね。

・夏期講習。

夏期課外講習は、特に私立学校の進学校(進学クラス)や、いわゆる底辺校の赤点対策(進級対策のための補講)として実施されることが多いようです。

志望校合格のために計画的に対策されたカリキュラムを用意し、1日に何時間も集中的に課題に取り組ませ、質問に答えたり、タイムトライアルを実施したりと、神経を使う仕事だと思います。

つまり、受け持つ生徒、クラスによって、夏休みにやるべき仕事量には大きく差が出てくるというのが現状のようですね。教師の仕事に、公平さを求めるべきではないと思いますから、

「目の前の生徒のために全力をつくす。そして自分自身も学び、楽しむ」

という姿勢を持っていれば、長期休暇中の仕事にやりがいをもって取り組めるのではないでしょうか。

「長期休暇がとれない」ことを、あたかも大変なことのようにとらえがちですが、これは一般社会でも当たり前のことです。

 

生徒と同じようには長い休みが取れないというだけで、ゴールデンウィークやお盆休み、正月休暇などは、当たり前に保障されている仕事ですから、一般的に見たら、かなり優遇されているといえるでしょう。

巷では、ブラック企業や、それに近い企業において、サービス残業や、当たり前のように組まれる休日出勤、低賃金で長時間拘束される仕事等、様々な問題が取り上げられているのですから、教員の勤務状況は、ありがたい話だなと感じます。

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さて、ここまでに、「教員は生徒と同じようには長期休暇をとれない」と書いてきましたが、実は、働き方によっては、生徒と同じように長期休暇をとれる場合もあるのです。

教員でも長期休暇とれるパターンが存在する!?

 

その働き方は「非常勤講師」というスタイルです。

私自身は、正規雇用としての教員生活と、非正規雇用(非常勤講師)としての教員生活、どちらも経験していますので、その経験からのお話です。

非常勤講師は、学校または自治体と直接的に仕事をする契約を結んでいる、一個人ですから、公務員や会社員とは働き方が異なります。

いわゆるフリーランスに区分される働き方ですから、働き方に対する自由度が高いといえます。

学期内での働き方は、アルバイトと同じように、1時間当たりの単価、もしくは1コマあたりの単価、授業時間外での仕事に対する評価など、学校や自治体によって異なりますが、報酬を得ることになります。

夏休みや冬休みなど、生徒の長期休暇中は、通常の時間割というものがなくなりますから、その講師が担当できる授業がありません。

つまり、非常勤講師として契約を結んでいる場合は、授業のない日は、仕事のない日ということになります。

そのため、夏休みや冬休みは、平気で20日、30日と、生徒と同じように長く休みをとることができるのです。

一見すると、「生徒と同じように長期休暇がとれてうらやましい!」と思いますが、時間給の講師の場合、働かなければ、お給料は発生しません。

休みは長いけど、その間の収入がない!ということもありますから、良し悪しあるかと思います。

契約の仕方によっては、担当している時間数に応じた月給制、年俸制を取り入れていることもあり、8月はまるまる学校に行かないけれど、お給料はもらえた。

というケースもあるようです。非常勤講師として働く場合は、このあたりの細かな詳細についても、契約前に確認しておくと良いでしょう。

どんな働き方をしていても、学校には「小さな節目」がたくさんあります。

生徒にとっての長期休暇もその一つ。生徒の成長率は、大人が思っている以上に速いスピードで、たくさんの物語を描いていきます。

生徒と少し離れてみたことで、改めて見えてくる生徒の姿に気づいたり、その時間に自分自身がさまざまなことを感じたり、生徒の長期休暇を通して得られるものは多いはずです。単なる教師自身の休暇としてではなく、生徒と教師自身のさらなる成長と気づきのために、長期休暇があるのだと考えてみると、その過ごし方、時間の使い方が変わってくるかもしれませんね。

何か悩みなど、本当につらくなったら連絡してください!
お話お聞きします(*^_^*)

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1 個のコメント

  • 高校教諭です。
    「生徒と同じようには長い休みが取れないというだけで、ゴールデンウィークやお盆休み、正月休暇などは、当たり前に保障されている仕事」
    とんでもないです。確かにGW、盆、正月などは建前上休日となっていますが、授業準備や部活、その他分掌の仕事をこなすために仕事をしているケースがほとんどです。年休や休日出勤の振替なども建前で、実質的な休みは月に1日。2日あれば良いほうです。私のような教員は決して少なくないと思います。私は以前民間で仕事をしていましたが、時間外労働の時間は圧倒的に教員のほうが多いです。また、労働基準監督署の下で運営する企業は時間外労働時間をしっかり把握するでしょうが、教員は全く把握されません。むしろ、「生徒のため」という言葉を使えば、「効率化」は悪となり、時間外労働は美徳とされます。はっきり言って異常です。
     また、大卒初任で教員を続けている人の中には、その環境が普通だと思っている人も多いと思います。それがこの問題の拡散に繋がらない一役を担っているとも感じます。

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